引越し後、車庫証明の住所変更を忘れていた……。正直、これもかなり多いやらかしです。
アプリの相談でも、「車庫証明って、引越し後も必要だったんですか?」「車検証は変えたつもりだったけど、車庫証明はノーマークでした」「今さら罰金とか取られませんよね……?」といった声を、本当によく聞くんですよね。


車庫証明を忘れていても、気づいた今すぐ動けば手遅れではありません。
車庫証明は、「すぐに罰金が来る手続き」ではないんですけど、放置すると車検証の住所変更やナンバー変更、車検・売却といった重要な場面で確実に詰まる、かなり厄介な手続きなんです。
- 車庫証明の住所変更を忘れたらどうなるのか
- 期限や罰金・罰則はどう扱われるのか
- 今から何を確認して、どこで、どんな手続きをすればいいのか
- 車検証・ナンバー変更との正しい順番
やらかした人前提・実務目線で整理して解説します
「もう遅いかも…」と不安になっている方こそ、ここを読んでから動いてください。気づいた今が、一番早く、そして一番ラクに片付けられるタイミングですから。
【結論】車庫証明を忘れても今すぐ動けば手遅れではない




結論からお伝えします。引越し後に車庫証明の住所変更を忘れていたとしても、今すぐ正しく動けば手遅れではありません。
「期限を過ぎた=即罰金」「もう何もできない」と不安になる人が多いんですけど、実務上はそういう扱いになるケースは多くないです。アプリのユーザーさんでも「1年くらい忘れてたんですけど大丈夫でした」って報告もらったこと、何度もあります。
ただし、放置を続けるのはかなり危険です。
車庫証明は、それ単体で問題になるというよりも、車検証の住所変更、ナンバー変更、車検・売却・名義変更といった次の手続きで確実に詰まるポイントなんですよね。
この記事では、「忘れていた」と気づいた人が、今から何を確認して、どこに行って、何をすればいいのかを、実務目線で整理していきます。
車庫証明の住所変更を忘れるとどうなる?




まず押さえておきたいのは、車庫証明(自動車保管場所証明)は、「車をどこに保管しているか」を警察に届け出る制度だという点です。
引越しで駐車場や保管場所が変わった場合、本来は新しい保管場所で車庫証明を取り直す必要があります。
ここでよくある誤解が、車検証を変えていればOK、免許証を変えたから大丈夫、しばらく何も言われてないから平気、という考え方なんですよね。私も最初そう思ってました。
実際には、車庫証明が未変更のままでも、すぐに警察から連絡が来ることは多くありません。
ただしそれは、「問題がない」んじゃなくて、「まだ表に出ていないだけ」という状態です。次に説明するように、別の手続きをきっかけに一気に問題が表面化します。
期限はいつまで?罰金や罰則はある?




車庫証明には、法律で定められた期限があります。
引越しなどで保管場所が変わった場合、自動車の保管場所の確保等に関する法律第7条により、
- 原則として「15日以内」に届出を行う必要があります。
「一定期間以内」といった曖昧なルールではなく、明確に15日以内と決められている点は押さえておいてください。
また、車庫証明に関する違反には、内容によって次のような罰則が定められています。
| 区分 | 罰金の内容 |
|---|---|
| 保管場所の届出をしなかった場合 | 10万円以下の罰金 |
| 虚偽の保管場所証明を申請した場合 | 20万円以下の罰金 |
| (参考)車検証の住所変更をしていない場合 | 50万円以下の罰金 |
ただし、実務上の扱いとしては、
- 忘れていたことに気づいてすぐ是正する
- 悪意や虚偽がない
- 長期間・繰り返しの違反ではない
こうしたケースで、いきなり罰金が科されることは多くありません。
一方で、「どうせ今さらだから」と放置を続けると、次の手続きで止められ、結果的に余計な時間と手間がかかるのが現実です。
放置すると詰む実務トラブル(車検証・ナンバー変更)
車庫証明を忘れていて一番困るのは、車検証やナンバー変更とセットで動いたときです。
よくあるのが、こんな流れなんですよね。
よくある失敗例
引越し後、車検証の住所変更だけを先にやろうとして陸運局へ。
窓口で、車庫証明が未取得だと指摘され、その場で手続きストップ。
新しい保管場所を管轄する警察署で車庫証明を申請します。書類不足があると、さらに出直しになることも。
車庫証明が発行されたあと、あらためて陸運局へ。
結果的に警察署と陸運局を往復する二度手間になります。
私の友達も、これで数日無駄にしたって言ってました。陸運局が結構遠いところに住んでたんで、往復だけでかなりの時間ロスだったみたいです。
また、車検が近い、車を売却・譲渡したい、名義変更をしたい、といった「急いでいるタイミング」で止められると、かなり精神的にきついんですよね。
特に、車検証の記事でも触れましたけど、手続きの順番を間違えると、すべてやり直しになることもあります。
車を持っている人は、車庫証明 → 車検証 → その他手続き、この流れを必ず意識してください。これ本当に大事です。
住所変更を忘れた人がまず確認すべき3点




「じゃあ、今から何を確認すればいいの?」ここを間違えると、警察署に行っても出直しになります。まずは、この3点を確認してください。
普通車か、軽自動車か
普通車と軽自動車では、車庫証明の扱いが異なります。軽自動車は、地域によっては車庫証明が不要な場合もあるんです。
これ、意外と知らない人多いんですけど、例えば軽自動車で地方に引越した場合、そもそも車庫証明の届出自体が不要なエリアもあります。逆に都市部だと軽でも必要なケースが多いです。
駐車場・保管場所が変わっているか
引越し後も同じ敷地・同じ駐車場を使っている場合、再取得が不要なケースもあります。
例えば、同じマンション内で部屋だけ変わった、とか、実家の敷地内で母屋から離れに引越した、みたいなケースですね。ただ、これも自己判断は危険なんで、後で説明しますけど警察署に確認した方が確実です。
管轄の警察署が変わるか
車庫証明は、新しい保管場所を管轄する警察署で行います。旧住所の警察署ではありません。
これも間違えやすいポイントで、「前の住所の警察署に行けばいいのかな」って思う人が多いんですけど、必ず新住所を管轄する警察署です。
この3点が分かれば、次に取る行動がほぼ見えてきます。
車庫証明の住所変更はどこでやる?
車庫証明の手続き先は、警察署です。
新しい保管場所を管轄する警察署で、平日のみ対応となっており、多くの警察署では 午前9時〜午後5時頃(地域によっては 8時30分〜16時30分)までが受付時間です。
ここが地味につらいポイントで、私も平日休めない時期は、有給使って行ったことあります。
なお、交番では対応していないケースがほとんどなので注意してください。
必要書類まとめ(ここで詰みやすい)
車庫証明で一番多い失敗が、書類不足です。これ、本当に多いんですよ。
一般的に必要になるのは、自動車保管場所証明申請書、保管場所の所在図・配置図、使用承諾書(賃貸・月極の場合)、自認書(自己所有地の場合)、このあたりです。
特に注意したいのが、使用承諾書なんですよね。
駐車場を借りている場合、管理会社や大家さんの署名・押印が必要になるんですけど、当日その場で用意できないことがほとんどです。
アプリのユーザーさんでも、「警察署に行ってから『使用承諾書が必要です』って言われて、不動産屋に連絡したら『発行に1週間かかります』って…」みたいな話、よく聞きます。
事前に準備してから警察署に行くことを強くおすすめします。不動産屋や管理会社に「車庫証明の使用承諾書が必要です」って言えば、だいたい分かってもらえるんで、早めに連絡しておくといいですよ。
あと、所在図・配置図も意外と手間取るポイントです。手書きでもOKなんですけど、駐車場の位置や寸法を正確に書かないといけないんで、現地で写真撮っておくとか、測っておくとか、事前準備が大事です。
軽自動車・同じ市内でも必要?
よくいただく質問が「軽自動車でも必要?」「同じ市内の引越しでも必要?」の2つです。
ここは混乱しやすいポイントなので、整理します。
軽自動車で届出が必要になるのは、
- 人口10万人以上の市町村
- 東京・大阪の都心部から30km圏内の市町村
- 各都道府県の県庁所在地
なお、同じ市内であっても「住所が変わり、駐車場も変わる場合」は、原則として車庫証明(または保管場所届出)が必要になります。 「市内の引越しだから不要」と自己判断しないように注意してください。
【重要】軽自動車は手続きの順番が違う
普通車と軽自動車では、手続きの順番が異なります。
この順番を間違えると、「先に別の手続きをしてください」と言われてやり直しになるケースがあるので注意してください。
なお、軽自動車の保管場所届出も、車検証の住所変更後15日以内に行う必要があります。「軽だから期限がない」というわけではない点には注意してください。
よくある質問
ここでは、アプリや相談で本当に多い質問をまとめます。
まとめ|気づいた今が一番早い
車庫証明の住所変更は、「今すぐ罰金」よりも「あとで詰む」タイプの手続きです。
今回のポイントを整理すると、こんな感じですね。
- 忘れていても今すぐ動けば手遅れではない
- 放置すると車検証・ナンバー変更で止まる
- 手続きは警察署で平日のみ
- 書類準備(特に使用承諾書)が最大の山場、車庫証明 → 車検証の順番を守る
そして何より大事なのは、「気づいた今」が一番早く、楽に片付けられるタイミングだということです。
私も何回も引越しを経験してきて、「あのとき後回しにしなければよかった」って思ったこと、何度もあります。特に車庫証明は、忘れてても表に出ないんで油断しがちなんですけど、いざ必要になったときに「あの時やっておけば…」ってなるんですよね。
車庫証明だけでなく、免許証・車検証など、引越し後に忘れると不利益が出る手続きは他にもあります。全体像は、引越し手続き一覧ページでまとめているので、「やり残しがないか」一度チェックしてみてください。
アプリでも、「やっと全部終わってスッキリした!」って報告もらうと、私も嬉しいんですよね。皆さんも、この機会にサクッと片付けちゃいましょう。
